風邪による発熱でメンヘラ体験?
極度に疲れたり神経が参ったりすると、耳鳴り・金縛り・顔面麻痺・円形脱毛症・幽体離脱など神経症や精神疾患の手前段階みたいな状態になる人がいます。
そういうのは繊細なタイプの人に多いです(´Д`)
残念ながら私はそのようなタイプではなく、子供の頃から今までで一度もそういった経験がなかったのです。
ですが、風邪のせいでしょうか…めでたくその体験を積むことができたので記念に書いておきたいと思います☆
司法書士試験の勉強を始めてからここ数年間、家にいるときはほぼ耳栓をしているので、それも影響したのかもしれません(^^;
昨日、熱が若干引いたので一日ぶりの風呂に入ったのですが、浴室にいるときに『ピンポーン!』というインターホンの音が聞こえ、声優の伊藤美紀さんみたいな声で『こんばんは~!』という声が聞こえました。
画像は伊藤美紀さんが演じた主な?アニメキャラ
従姉のAちゃんだな…(―ω―)私は思いました。
『風邪ひいてて調子悪いのにアポもなく来てしまったか…それも風呂に入ってるときのタイミングで。でもなぁ顔を出さないわけには…』
そんな思念が頭を巡り始めました。
彼女は私より7歳年上ですが、私を含めた我が家の住民より済々とした環境で育ってきてるので、声がでかいのです(・ω・)腹から声出すタイプ
会話のスタイルも世間話が永遠と続くタイプで、会話の内容より場の雰囲気を盛り上げることを重視するタイプ。
そしてなぜか異性にめっちゃ好かれるのに、同性には嫌われるタイプ。
うーん…(^^; 風邪引いてるし夜だし帰ってほしい…
私は内心そう…ひそかに願いながら風呂から上がってみると、
誰も来ていませんでした(・ω・)
従妹の来訪どころかインターホンすら鳴っていない、と告げられたのです。
私は頭を抱えました。
考えられる可能性はふたつ。
①家族がみんなして私に従姉の来訪を隠している
②完全に私の幻聴
なぜわざわざ隠さねばならないのか、と考えると家族が嘘をついてるとは思えません。かといって空耳で済むようなレベルの音声ではなく、それこそはっきり明瞭に聞いたのです。
自分の聴力と家族の信用を両天に掛けるわけにもいかず…(´Д`)
…となると、
私は自分の精神が変調をきたしてしまったのではないか?と一瞬心配しました。
しかし『自分がおかしいのではないか?』という内省の気持ちがあるうちは狂ってはいないという精神障害の知見を私は知っておりました。
本当に病んでしまった人は『自分は正しい、間違ってるのはおまえだ』という趣旨の主張を理屈抜きで感情的あるいは感覚的に行使します。
それも、自分にとって一番大切な人を容赦なく傷つけるのです。
ゆえに攻撃対象は、夫婦や親子関係にある人が一番多いです。
そして、最終的には木の葉のざわめきや風の囁きすら自分の悪口に聞こえたり、他人の意味のない視線や行動に敵意を見出し、被害感情を募らせていくのです。
脳内のドーパミンが過剰分泌されてるだけといえばそれまでですが、切ないものです。
精神疾患だけに限りませんが、基本的に人が誰かに愚痴や文句を言う場合、その人には聞いてもらえるという無意識の前提に立っています。
初めから聞いてもらえそうにない人には何も言いません。嫌いだから極力関わらないようにします。
善人ほど疲れ果てるというのは、組織においてこういった役回りを負わされるからなのでしょう。
……。
脱線が長くなりました。
ところで、私は子供の頃、電柱が怖い子供でした。
これは『悪魔くん』という水木しげるさん原作のアニメで、電柱が魔界への入り口になっていたせいだと思われるのですが、無機物なのに生きているような感覚を味わっていたのです。
『理性ではなく、感覚的に怖い』というのは人の子供時代特有の感性ですが、これは精神に変調をきたしている人の精神状態に近いのではないか?と以前から思ってました。
結論…
…まあ大丈夫でしょ!(>∀<)
むしろ、逆に考えるんだ。
人に聞こえない声を聞けるのだから、その逆で、他人から言われた悪口をなかったことにすることだってできるはずだ、と。
アノニマスというエロゲが思い出されました…。
※以下ネタバレ注意
このエロゲは一言で内容の肝を言うと、自分の妹が集団強姦致死の被害者になった現実を受け入れられない統合失調症の主人公が、自分の妹の死体を崖から放り投げて、
『妹はレイプされて死んだんじゃない…!崖から落ちて死んじゃったんだよ!!』
と、いうエロゲです(・ω・)
そして、家には妹の仏壇があるのにその部屋にはなぜか入れない開かずの間という設定にしていて、周りに誰もいないときだけ妹が自分の前に現れるという。
統失ってこんなんなのか(´Д`)って初見プレー時は思いました。