親孝行するまでは死ねない

思考錯誤の日々を綴っていこうと思いました

バランスボールって素晴らしい。

 バスケットボール漫画、スラムダンク世代だった私は中学時代バスケ部に入部し、その結果として不幸にも14歳で椎間板ヘルニアを患うことになりました。

 

 部活内容が速攻側線攻撃メインのキツイ練習だったせいか、とりわけ運動神経の良いわけではない私には足腰への負担が大きすぎたのでしょう。脚を疲労骨折する先輩もいたくらいでした。

 

 それでも中学時代は整形外科の牽引やストレッチ等で何とか重症化せずに済んだのですが、大学受験をきっかけに再発し、結局19歳で手術することになったわけです。

 

 手術しても痺れが取れただけで無理はできず、痛みはさほど変わらず、大学にも満足に通えず事あるごとに休学し、合計で3年休学しました。段々と人生が暗礁に乗り上げてきます。。その休学の間にリーマンショックという追いうち。

 

 当時は、コルセットを巻きながら就活しましたが、面接官には「君はヘルニアごときで休学するの?さぞ緩い人生歩んでるんだろうねw」などと言われ入社試験100点でも落とされたあたりで心が折れましたw

 

 それからは就活を断念し、鍼灸、カイロ、整骨院等日本全国の腰痛・神経痛の有名な先生の元を渡り歩き治療に専念し、両親にはおそらく300万円程度お金を支出させたと思います。

 

 ときには合わない先生に当たって却って悪化してしまい、一週間一睡もできず椅子に座ったまま激痛を耐えるだけの日々を送ったこともあり、正直就職とか以前に生きてるだけで精一杯の世界に入りましたw

 

 25歳のときにようやく腰の状態を恢復させてくれる本物の整体師の先生に出会ったのですが、最低でも3か月に一回は通わないと状態が不安定になり、しかも一回1万円と高額なので一生通わないといけないのかと思うと時々考えてしまうこともありますw

 

 私の人生が大きく狂ってしまった原因はこの腰椎椎間板ヘルニアと吃音なのですが、吃音に関してはまたの機会に書きます…。

 

 …で、バランスボールなのですが。腰痛を発症する人は東洋医学的に言うと「言いたいことを言わず我慢する人、あるいは暴言を吐きすぎる人」のいずれかなんだそうです。西洋医学的には姿勢が悪い人、太ってる人、筋肉が衰えた人など諸説ありますが、それもそ

ういう傾向があるというだけで確定条件ではありません。

 

 しかしいずれにしても一度酷くしてしまうと、無理ができなくなり、安静にしてると太るし筋肉が衰える、運動すると神経痛を再発するという負のジレンマループに入ります。

 

 私自身そのせいで太ったり痩せたりを繰り返しており、水泳、ジョギング、登山等何が自分に一番しっくりくるスポーツなのか、腰的に確実安全に体を健康にできる運動なのか試行錯誤しておりました。

 

 バランスボールに関しては10年前くらいにブームになったので、存在は知っていましたがどこかで舐めていて「どうせあんなの大して効果ないでしょ…」と何故か決めつけてしまっていました。

 

 ですが、実際使ってみると腰の状態が比較的悪いときでも心地よ腸腰筋を中心としたインナーマッスルを刺激し、これがなんとも形容しがたい心地よさで、今ではベットに寝る、ソファーに横なるという動作をしたくなった際は、バランスボールの上に寝ることにしていますw

 

 無論、排尿障害が出るぐらい腰痛の状態が悪いときはバランスボールすら無理ですが、歩けるレベルの腰の悪い人なら多くの人が試す価値ありではと思った次第です。

 

 バランスボールって素晴らしいw それが言いたいだけのためにこんな駄文を書いてしまったわけでした。

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