従属と媚態は卑屈へと堕してしまうのか?
私自身、吃音や椎間板ヘルニアなど言語能力や身体能力に一定の制限があるので、他人と揉めたり喧嘩するのが基本的に嫌いです。
どうしても闘わなければならないときは舌戦でも格闘でもやむなしですが、利益が無いことではまず喧嘩しません。怪我損が嫌なので負ける戦いもしません。
罵倒されたら無言で録音機を作動させ、殴られたら躊躇なく110番して「傷害の現行犯です、急行願います」と事務的に言うだけです。
しかしたまに考えてしまうんですよね。これでいいのか、と(・ω・)
吃音者に多いことですが、自分が悪くなくても謝って場を収めようとする傾向。そして、謝ったことを逆手に取られて責任を押し付けられるパターンw
でもどうせ口喧嘩しても吃音だから吃って負けるし、殴り合いするほどのことではない。だから我慢しよう…これがおそらく一般的な吃音者の姿w
まあそれ自体は仕方ないのでいいんですが、そういう妥協の精神習慣に浸っていると、ある種の負け癖、譲歩癖、本来屈辱を感じねばならないシーンに快感を覚えるような変態になりかねないわけです。
たとえばこの漫画。
放課後の読書を通じて、無口なクラスメートの女子と距離を縮めていくハートフルな展開。
…と思わせておいて、
彼女は先輩の性処理係でした、的なオチ。
…エッチな漫画だとこんなのばっかり好き(―ω―)
現実に自分が体験したらすごく嫌だけどなぜか好き。
こういう性的嗜好の傾向、自分の中ですごくヤバいと思ってる。
下平十子先生は敗北の美学を分かってるw